現時点での結論 (主観)
現時点から少しずつ買い増していきます。
類似企業の野村不動産(3231)と比較して配当利回りは低いが、高い収益性が魅力。配当も安定しているため、現時点から少しづつ買い増します。
・高い収益性で特化し、過去10年間成果を上げている。
・財務の面では不安もあるが、業種的には一般的な水準。
・景気敏感株に分類されるものの、コロナショックでも利益・配当を維持するディフェンシブな側面あり低い利回りも許容できる。
・高配当株として人気のため利回りが高くなりにくいが、3.6~4.0%を狙いたい。
重要指標まとめ (客観)
業種:不動産業
区分 | 重要指標 | 数値 | 判定基準 | 判定 |
---|---|---|---|---|
P/L | 過去10年の増益回数 | 9回 | 6回以上 | 〇 |
P/L | 10年平均営業利益率 | 25% | 10%以上 | 〇 |
B/S | 自己資本比率 | 30% | 50%以上 | × |
B/S | 流動比率 | 201% | 200%以上 | 〇 |
B/S | 有利子負債比率 | 190% | 10%以下 | × |
C/S | 過去10年フリーキャッシュフローマイナス回数 | 8回 | 0回以下 | × |
配当 | 予想配当利回り | 3.5 | 3.6%以上 | × |
配当 | 過去10年減配回数 | 0回 | 0回以下 | 〇 |
配当 | 配当性向 | 40% | 60%以下 | 〇 |
他 | PBR | 1.5倍 | 2倍以下 | 〇 |
P/L面
高い営業利益率。コロナショックでもそれを維持した安定性も魅力。
配当面
減配歴なく、買い持ちしやすい。
配当政策として配当性向40%以上を掲げる。
同業界の中では人気高く配当利回りは低いが、その安定性を踏まえディフェンシブ株的に低い利回りを許容できると判断。
C/S面
積極的な借り入れと投資によりCFはほぼ常にマイナス。手元の現金など流動資産はコントロールされているが、気は抜けない。
B/S面
自己資本比率は低いが、同業界各企業横並びでこの水準。有利子負債比率も同様に同業界各企業横並びでこの水準。
急激な財務悪化のリスクはある。コロナショックで影響を受けなかった理由については、今後要分析。
配当利回りのねらい目(購入判断タイミング)
過去3年の決算発表時点の配当利回りは約3.5%で4.0%を超えると急激に買われ始めます。
これを念頭に、日本株市場全体の市況を加味して購入判断を行います。
参考:事業内容
不動産事業-売却(売上75%、利益62%)
不動産業-賃貸(売上18%、利益47%)
ホテル・旅館・保険などその他事業(売上7%、利益1%)
