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2024/9/16 【KDDI(9433)】利回り3.6%以上を虎視眈々と狙おう。

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現時点での結論 (主観)

稼ぐ力・守る力はいいが、人気のため利回りが低くなりがち。利回り3.6%以上になるまで買い増ししません

分析した感想まとめ

・通信事業と親和性の高い事業に進出しながら着実に業績を拡大しており、稼ぐ力は高い。(競合のNTT(9432)と比較しても優れている。)

・10年以上連続増配し、株主還元にも積極的。しかし、ぼちぼち株主還元に限界が見えてきている。

・人気株であり、配当利回りが3.5%を超えることは稀。

重要指標まとめ (客観)

業種:通信

視点重要指標数値判定※判定基準
稼ぐ力過去10年の増益回数9回8回以上
稼ぐ力10年平均営業利益率19%10%以上
守る力自己資本比率37%×50%以上
守る力流動比率71%×200%以上
守る力有利子負債比率46%×10%以下
守る力過去10年フリーキャッシュフローマイナス回数0回0回以下
気前良さ予想配当利回り3.0×3.6%以上
気前良さ過去10年減配回数0回0回以下
気前良さ配当性向46%60%以下
人気PBR1.9倍2倍以下
人気PER14倍25倍以下

稼ぐ力

継続的に増益しており、高い営業利益率を維持している。(営業利益率は競合のNTT(9432)よりも高い)

出典:マネックス証券「銘柄スカウター」

守る力

フリーキャッシュフローはずっと黒字。

出典:マネックス証券「銘柄スカウター」

気前良さ

10年以上の連続増配中。自社株買いも積極的。気前の良さ自体はいい。

出典:マネックス証券「銘柄スカウター」

守る力

自己資本比率・流動比率・有利子負債比率については判定×となっているが、金融事業の影響が大きい。(一般的に、金融事業は預金が流動負債に計上される関係で財務指標が悪くなりがち)

出典: KDDI 2025年3月期 1Q決算 プレゼンテーション資料

気前良さ

人気株であり、競合のNTT(9432)と比較して、もう一段配当利回りが低い。

出典:マネックス証券「銘柄スカウター」

配当利回りのねらい目(購入タイミング)

個人的には、増配余地があまり多くないことを考えると、3.6%以上の利回りのタイミングを虎視眈々と狙いたい。

参考:事業内容 (KDDIウェブサイトIRページより)

事業名事業内容売上
比率
利益
比率
パーソナルセグメント通信(au, povoなど)、コマース(LAWSON)、金融(じぶん銀行)など79%78%
ビジネスセグメント通信(Telehouse), DX21%22%